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マンションを売る流れ

マンションを売る時の不動産会社の選び方ーおすすめ4つのポイント

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もくじ

マンションを売る時の良い不動産会社の選び方

マンションを売却するにあたり、一番重要になるとも言えるのが不動産会社選びです。選び次第で所有しているマンションが高く売れると言っても過言ではありません。

ですが、不動産会社と普段携わることのない方がほとんど。住んでいるマンションの駅近くの不動産会社に行ってみよう、親戚や知り合いに不動産会社で働く人がいるから相談をしようなどと思ってしまう人が多いのが事実です。

では、マンションを売る時、どんな不動産会社に任せるのが最適で、その会社はどのようにして選べばいいのでしょうか?

 

不動産会社選びは、マンション売却活動のスタートラインです。マンション売却に向け良いスタートが切れるよう、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

なぜ不動産会社選びが重要なの?

会社によって査定金額に開きがある

マンション売却の第一歩とも言える、最初の不動産会社選びは、その後の売却活動や売却金額を左右しかねません。

不動産会社によって所有している、マンションの査定額に必ず開きがあるからです。その差は大きい場合には、数百万円に上る場合も普通にあります。

もちろん、査定額で売れるというものではありませんが、誰もが少しでも高額で売りたいもの。

参考→マンションを売りたい価格で売る4つのコツ~売却前に読んで査定額アップ!

査定額は、周辺相場や過去の成約事例などをもとに、不動産会社が独自に算出するものです。高額な査定額でも、その査定額の根拠が理にかなっていて、信頼できるものであるなら、査定額を高く提示してくれた不動産会社に頼むのが良いでしょう。

 

売却活動は会社によってさまざま

また、不動産会社によって売却活動もさまざま。売却活動を行う上で重要になるのは、物件を広く周知させることです。

参考→マイソクとは?マンション売却で差がつく高く売る為のマイソク術

広告活動なのか、直接売り込むのか、広告の規模や顧客数も不動産会社によって異なります。不動産会社の仕事は、少しでも高額で買ってくれるただ1人の買主を見つけること。

そのための販売手段がどのようなもので、どのような戦略をもって売却活動に臨んでくれるかを最初に見極める必要があります。

 

注意! 1社の不動産会社に依存するのは絶対にダメ

マンションの査定依頼や売却相談をする際、1社にのみに依頼するのは避けて下さい。査定額を提示されても、それが高いのか、安いのか、判断が付きません。

町の不動産会社に査定をしてもらって売却を開始したけど、実際には適正価格よりも500万円以上も低かったというケースもよくあります。マンションに決まった価格というものは存在しないのです。

売却活動の比較も1社のみではできません。複数の不動産会社に査定を依頼する事で、価格のブレも防ぐことができますし、不動産会社にプレッシャーをかけることもできます。

必ず、不動産会社、複数社の候補を決め、査定依頼をするとともに売却活動の方針を聞くことから選定を始めましょう。

 

こんな不動産会社はおすすめ。4つのポイント!

 

誰にでもおすすめできる不動産会社なんて、存在しません。ある人にとって最適の不動産会社であっても、合わないという人もいるでしょう。力がある不動産会社でも、お住いのエリアに対応していなかったり、担当の方と相性が合わないということもあります。

一概に不動産会社のお勧めはできませんが、以下のポイントを目安として選定してみてください。

 

① 査定額の妥当性と査定額の根拠がしっかりしている

マンションの査定依頼をすると、不動産会社は査定額を提示してくれます。査定額とは、不動産会社の相場を読む力、顧客のニーズを読む力の結集とも言えます。

その金額が妥当なもので、根拠が納得できるものであった場合、不動産会社としての能力が高いと判断できるでしょう。

 

② マンション売却に注力している会社か

不動産会社といっても、売買が得意な会社、賃貸が得意な会社とそれぞれに特性があります。売買の中でも、投資用物件の売買が得意な会社や、土地・戸建が得意な会社などさまざま。

マンションを売却するのであれば、売買が得意で、中でもマンションの取引がさかんな会社に頼むのが一番です。

不動産会社のホームページや、広告チラシをよく見てみて下さい。中古マンションの取り扱いが多い場合は、マンション売却が得意である会社だと言えるでしょう。

 

③ マンション売却に関する様々な事について相談できるか

マンションを売却する場合、ローンや税金の問題などが出てくる場合もあるでしょう。

参考→マンションを売る時にローン残高が残っているを売却する2つの方法

この時に、不動産会社に専門的な知識を持っている担当がいれば、スムーズに物事は解決します。

例えば、ファイナンシャルプランナーの資格を持っている方がいれば、資金の相談に乗ってもらうことも可能です。司法書士や弁護士の資格を持っている人はいないでしょうが、このような専門家に相談できる場を設けている不動産会社もあります。

参考→騒音など近所からの迷惑がある!マンションを売る時に告知義務は必要?

不測の事態に備えて、有資格者が在籍していたり、専門家に相談することができる不動産会社を選ぶことは、売主にとって安心感があるでしょう。

 

④ 好感の持てる担当者が在籍している

マンション売却を依頼するのは不動産会社ですが、実際に売却を担当してくれるのは主に1人の担当者となります。

担当者との相性は非常に重要です。不動産会社よりも担当者で選んだ方が良いと言っても過言ではないでしょう。マンション売却は査定から契約、引き渡しまではそれなりに長丁場になるものです。ご自身と合う担当者を見つけることで相談もしやすくなり、結果として売却活動もうまくいきます。

担当者によってしっかりと営業や広告宣伝活動をしてくれるかどうかも異なり、これは売却価格に直結します。

細かいことまで説明してくれるか、清潔感があるか、時間を守るか、などポイントは様々でしょうが、正式に依頼する前に、担当者の雰囲気や性格もしっかりと見極めましょう。

 

こんな不動産会社はおすすめできません

お世辞にもおすすめできないような不動産会社も残念ながら多く存在します。

以下のような不動産会社は注意が必要です。

①高い査定額には要注意! 査定額が高すぎる、または、低すぎる

査定額が高いと売主は普通、喜んでしまいがちですが、その金額が現実的に売れる数字であるとは限りません。

高すぎる売り出し価格は、売主にとってマイナスになると言えます。というのも、マンションは市場に出た時が一番注目され、需要が高いもの。この時期に価格設定が高すぎると敬遠されてしまいます。

買いたい人の選択肢に入ることもなく、その後金額を下げたとしても買主の目に止まらなくなってしまいかねないのです。

悪質な不動産会社は、専属契約欲しさに、査定額を高くする事で期待感をもたせる可能性もありますので、ご自身の判断の目を持つことが重要です。

一長一短ありますが、一般媒介契約による取引の方がこういった悪質な不動産会社からのリスクは防ぐことができます。

参考→マンションを売る時の一般媒介のメリットとデメリット

逆に、査定額が低すぎた場合は、言うまでもなく売主にとって不利益となります。

実は、不動産会社は契約が決まらなければ、仲介手数料という報酬をもらう事ができないので、売却価格が低くても早期売却を望むものなのです。そんな不動産会社の都合で、価格を低く設定することを要求しているものとも考えられますので注意が必要です。

 

② 両手手数料での成約を狙う

「両手成約」とは、1つの不動産会社が売主も買主も担当することを言います。

不動産売買契約では、売主を担当した不動産会社が売り主から手数料を、買主を担当した不動産会社は買主から手数料をもらう仕組みになっています。売主も買主も担当する両手成約では、両者から仲介手数料をもらうことができるのです。

決して両手成約がいけないというわけではありません。それを狙うがあまり、他社の顧客をシャットアウトすることが危惧すべきことなのです。

悪徳な不動産会社は、他社への紹介を怠り、いわゆる「囲い込み」作戦を行います。

売主にとっては、他社が見つけてこようが、買主は買主であることに変わりはありませんが、客の囲い込みをされてしまうと、本来売ることができていた物件も売れなくなってしまいます。囲い込みは、売主にとっては不利益極まりないこと。

でも、売主はどのようにしてそういった不動産会社を見極めればいいのでしょうか。

それは、「レインズ」という、不動産会社が閲覧することができる指定流通機構へ、物件が登録されているか確認することです。レインズに登録されていれば、他社も物件情報を閲覧することができます。

不動産会社に依頼すれば、レインズの登録証明書を発行してもらえますから、疑問に思ったら発行を依頼しましょう。

 

③ 不動産会社の質が悪い

担当者の質も重要ですが、やはり不動産会社としての質も重要です。不動産会社が作成している広告チラシを見ても、会社の質はチェックできます。

チラシの中に、「格安」「最高」「特選」など、根拠がなく、何と比較して書いているのかわからないような言葉を羅列しているような会社は要注意。このような言葉を不動産のチラシに使用することは禁止されていますので、会社の質は低いと認識できます。

また、悪質不動産会社は、行政処分履歴などを国土交通省へ確認することもできますので、心配であればご確認を。

参考→宅地建物取引業免許(知事免許)に関する窓口一覧|国土交通省

 

マンションを売る時は面倒くさがらず複数の不動産会社に依頼をだそう!

 

査定額や担当者などを見極めるには、複数の不動産会社に査定依頼とマンション売却の相談をすることが必須となります。

1社のみの査定では、他社のものと比較できずに不動産会社の言うままに受け入れてしまうことになってしまいます。不動産会社によって数百万円以上の差が生じることは日常茶飯事。

不動産会社の言いなりになることは、価格面や条件面で売主の不利益になりかねません。ご自身の意向や考えを強く持ち、ご自身主体で売却活動をしていくには、たくさんの意見とアドバイスが必要になります。

そのためにも、まずは、複数の不動産会社に査定依頼をし、じっくり選定することが重要です。

結局、マンション一括査定サイトが便利だった

複数の不動産会社にマンション査定の依頼をすることが、重要であることを説明してきましたが、よくわからない不動産会社のことを調べるのは骨が折れる作業でしょう。

星の数ほどもある不動産会社からマンション売却が得意で、良質な売却活動を行う会社を見極めるのは困難を極めます。大手不動産会社会社だけならまだしも、地域密着型の地場不動産会社となるとその実態もよく分かりません。

地場業者には地場業者のメリットが、大手には大手のメリットがありますから、地場も、大手もバランス良く使うということが大切。

参考→地元(地場)不動産会社でマンションを売るメリットとデメリット

売却するならどっち?!大手不動産会社でマンションを売るメリット

そんな時は、マンション一括査定サイトを活用されると良いでしょう。一括査定サービスを利用すれば、本来手間のかかる作業を、簡単に済ませることが可能になります。

詳しくは下記の記事で解説していますが、一括査定サイトとは、参画する数百社から千社余りの不動産会社から数社を選択し、一括で査定依頼ができるサイトです。

参考→不動産一括査定サイト33選ー評判も良い1番使えるサービスはコレ!

しかも、運営はNTTDATAやリクルートなど、誰でも知っている上場企業が運営をしていることもあり安心して利用する事ができます。

運営会社は参画会社を厳選していますから、選定の最初の段階から悪徳業者を排除しています。参画会社はすべて厳しいチェックを受けていますから、その点も安心できます。

そして、各会社それぞれに査定依頼することはなく、数分で終わる入力を1度行えば一括で査定の依頼ができる点は、大きく時間と手間を削減できますので大変便利です。まずは、査定をしてもらい、その中で安心でき、信頼でき、『この不動産会社なら任せても大丈夫かな』と思える会社と契約をするのが1番です。

不動産会社の選定は、まだまだ売却への第一歩。査定依頼は、安心の上簡単にできるマンション査定一括サイトを活用しましょう。

 

マンションを売る時の不動産会社の選び方ーおすすめ4つのポイントまとめ

 

今回は、マンションを売却する際の不動産会社の選び方について、説明してきました。

不動産取引は高額なお金が動き、時間もかかります。担当してくれる不動産会社の選定は、今後の生活に影響を与えるとも言っても過言ではありません。

不動産会社との媒介契約を締結すれば、売却金額が確定し、所有しているマンションは商品となって市場に出ていきます。不動産会社の選定は、いわば戦場へ出ていく装備を選定するようなもの。装備が不十分だと、もちろん良い結果は望めるわけはありません。

市場という名の戦場に準備万端に出ていくためにも、サポートしてくれる不動産会社の選定は重要なのです。

しかし、ご自身の意見も重要です。マンション売却に必要な最低限の知識は、当サイトでまとめているマンションを売る前に重要な事のすべてを読んで頂ければ把握はできるはずです。

最低限の知識は兼ね備えたうえで、本当に信頼できる不動産会社をパートナーとして見つけましょう。

まずは、実際に不動産会社に相談をする事をおすすめします。

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